レジの項目で話した通り、EIはスキル/10単位で変動します。
これはあくまでステータス下降の魔法に関してです。
つまり、クラムジーやマナドレイン等の場合110と115は効果が一緒なんですね。
無理に高いPSを入れても意味がないわけです。
しかし、呪文ダメージの場合は話しが変わってきます。
EIの計算式は少し特殊で魔法ダメージ上昇率は
0→100で約1.2倍
100→110で約1.3倍
110→120で約1.4倍
これは正確な計算をしたわけではなく、数値上だというのを注意して下さい。
また、105や115のような端数も効果を発揮することを覚えておいてください。
基礎数値を50で計算した場合
EI100で122
EI110で131
EI120で140
となります。
PvMに関しては魔法ダメージに上限はありませんが、PvPでは15%までと決まっています。
これはあくまでアクセ等の上昇数値ですが、まぁ普通は気にしなくて良いです。
EIを高めて特攻スペルブックを持つとかなり面白い戦いが出来ます。
武器攻撃では見れないようなダメージが画面に出るのは圧巻ですよ。
知っているようで知らない、分かっているようで分からないUO世界の基礎知識。
おさらいの意味でも少し取り上げてみたいと思います。
*Resisting Spells*
魔法耐性で、高ければ高いほどステータス異常やパラライズ、毒などの魔法から身を守れるようになるスキルですね。
ドレッドホーンのような固定カースは無理ですが、普通の狩りをするには高いほど便利です。
ここで、レジの特徴について。
実はレジは10単位でしか意味が無いのは知らない人が案外多いです。
これはどういうことかというと、ステータス変化魔法はEIの高さでその効果が決まるんですが、EIはスキル/10単位で判定されているわけです。
UO世界は小数点以下は全て切り捨てなので、5という単位は切り捨てられる数値なのです。
つまり、レジ100と105は同じ効果になると言えます。
なので、115とかになっているならば110で切って残りの5を何かに回したほうが良いわけです。
もちろん、Pub39現在、抵抗の最低保証がありますから42より43が良い人は115でも構わないと思います。
個人的にはPvMには100で充分だと言えます。
ちなみに、120あれば殆どのモンスのパラライズで止まることは無くなります。
UO-MLはどちらかというと特化型のキャラクターに注目がいく状態ですね。
武士弓や忍者弓、武士盾メイジなど明らかに何かに特化しているほうが扱いやすいというのがその原因でしょう。
しかし、敢えて万能キャラ、悪く言えば中途半端なキャラにもスポットライトを当ててあげたい。
そう感じたので、今回は魔法戦士について。
*基本構成*
武器100~120
戦術100~120
解剖100~120
治療 90~120
魔法100~120
知性100~120
瞑想100~120
耐性100~120
この中から取捨選択していくわけです。
個人的にお勧めなのは以下の構成(上限710で計算)
武器120
戦術100
解剖100
治療 90
魔法100
知性100
耐性100
これは魔法を使うことでインビジやEV、EQを操りつつ、接近して止めをさすパターンです。
騎士や武士が無いので攻撃力に不安があるかも知れませんが、そういう時は土エレやEVと一緒に殴ればいいだけの話です。
レジストスキルがあるので魔法主体の敵でもステータス低下やカース攻撃を注意する必要もあまり無いので扱いやすいと思います。
また、現状で高マナリーチ武器もあるので瞑想は要らないと言っていいでしょうね。
近付いて殴り、離れて魔法、うーん、なんとなくカッコ良く感じませんか?w
実際、この構成はUOT2A時代からUOAoS手前くらいまでは普通にいた構成でした。
残念ながら騎士や武士等の特化型スキルが生まれて歴史に消えてしまいましたが、やはりファンタジー世界ですから魔法戦士もあっていいんじゃないかと思ってます。
PvMでの難易度はかなり高め。
これは張り付き戦闘メインの今のご時世からは離れていますから立ち回りや操作は難しいと言えるでしょう。
しかし、敢えてこの構成を勧めるのは、UOを楽しむにはキャラの強さよりもキャラの個性だと考えているからです。
ちょっと懐古趣味ではありますが、ぜひ挑戦してみてください。